農園なのに菜園部があります。
試験栽培と従業員のお持ち帰り用を兼ねて毎年少しやっていますが、いつもスタートが遅く、その上途中から管理も疎かになってしまっていました。
今年は冬の間から構想を練って、担当を決めてスタートです。
という予定でしたが、そこはやっぱり農村社会ですので
「種芋余ったけどいる?」
って声がかかると
「ちょうだい!」
ってなり、当初構想になかったジャガイモが大幅に面積を占める事となりました。
20数年前、北海道での農業に憧れを抱いた時、北海道といえばジャガイモでした。
自分で農家を始めた時、ジャガイモは栽培品目には選びませんでしたが、本州の友達に北海道のジャガイモを送ってやろうと、毎年のようにジャガイモを畑の隅に植えつけました。
が、この20数年でジャガイモを1度も収穫できた事がありません。毎年植えている訳ではないのですが、芽が出たのが1〜2回、後は芽も出たことがありません。そして、芽が出た時も、あっという間に消えて無くなってしまうのです。
そんな訳で今年はしっかりやります。
まずはもらった種芋を浴光催芽で芽を出させます。
そして、いっぱい芽が出ている場所を中心に半分に切っていきます。
切り口に草木灰をつけて1日乾かして植えつけます。
準備は万端なはずです。
多分…