とは言っても、学校とかのではなくて、かつて研修していた農家の研修生達の同窓会です。
数年前から、企画は持ち上がったりしていたのですがなかなか実現せずにいましたが、昨年の12月に話が進み、今回、長沼温泉で行われました。
私が研修に入ったのは25年前ですが、余湖農園では、その頃から新規就農を目指した研修生の受け入れを始めました。この25年間に在籍した研修生に案内を送り、23名の方が集まってくれました。
一緒に研修をした懐かしい仲間も、違う時期に研修した人て、初めて会う人もいて、「久しぶり」と「初めまして」が飛び交う同窓会となりました。
当時は農家以外の人が新たに農業を始める「新規就農」が今のように浸透しておらず、「そんなのできるわけがない」というのが、世間一般の常識のある人の考え方でした。
そんな時代の研修が今のようにシステマチックなはずもなく…
研修する方も受け入れる方も手探り状態でした。
とにかくよく働きましたね。言われた事をやるというより、着地点から逆算して、研修生達で勝手に方法は変えてやっていましたね。言われた事はやるんですが、言われた通りにはやらないという。だから、独立してから20年近く経っても当時の話題は盛りだくさんにありました。
当時の研修生時代、就農してから今までの事、そしてこれからの事。いろんな話ができました。
それぞれ、場所も、農業の中身も違いますが、みんなが頑張っていると思うとエネルギーが湧いてきますね。