大根の出荷でお世話になっております、札幌にあります自然食品店「アンの店」さんの開店30周年記念講演に行ってきました。
講演でお話されたのは山形の鶴岡市でレストランを営まれている「奥田政行」シェフでした。
案内の内容も良く読まずに行きましたが、ただのシェフではありませんでした。
多方面で活躍されている方で、しかし、お店も丁寧にやられていて。
そして何より、話が面白くて、あっという間に時間が過ぎていました。
出口で販売されていた本もついつい買っちゃいました。
本気で地元の事を考え、本気で食材の事を考え、本気で料理の事を考え、本気でお客さんの事を考え。
知恵を絞って、工夫を凝らして、実践されてこられた方の深い味わいのお話でした。
その後は、懇親会。
30年以上前から有機栽培に取り組まれている農家の方々も集まり、アンの店ができた頃の話で盛り上がっていました。
30年という期間お店を続ける、というのは並大抵の事ではないと思います。
こだわりの商品を置き、それを浸透させてい努力をしながら、経営を維持していくバランスは非常に難しい事だと思います。
変えることができないものがあるから、常に変わっていかないといけない
これを続けてこられた賜物が30年なんでしょうね。